地域の伝統文化である「お能・歌舞伎」について、昨年度は隈取り体験をして親しみをもち、楽しんだ子どもたち。さて、今年はどんなことをするのかな?とワクワクしていたことでしょう。先生たちも子どもたちと一緒に楽しみ学ぶ機会を設け、地域の方々から伝統文化について教えていただくことができました。
今年はお能と歌舞伎の違いやどんな楽器や道具が使われているのか?などを知ったり、実際に触れる体験をしました。
まず始めは、「お能と歌舞伎の違い」についてお話ししていただきました。大きな違いは、お能は「面(おもて)を被って演じる」、歌舞伎は「かつらを被って演じる」ことだそうです。 最近はコロナ禍で行われていませんが、「夕日能」について写真を見せてもらいながら、豊作を願うことや舞台の演出についてもお話しをいただきました。
次に、どんな楽器が使われているか?素材は何か?どのようにして音を出すのか?などを実際に演奏をしている保護者の方々からもご協力をいただき、教えていただきました。
そして衣装の紹介もありました。かつらを被る前に髪の毛を押さえることもしています、と実演して下さいました。園長先生がモデルとなって、かわいい町娘に変身です!
さあ、それではみんなで自由に触れたり、音を出したりしてみよう!Let’s、スタート!
沢山の楽器や道具に触れて楽しみ、あっという間に時間が過ぎていきました。子どもたちだけでなく、先生たちも知らないことがたくさんあり、実際に触れることで初めてわかることもあり、より興味・関心が高まった 今回の「お能・歌舞伎を楽しもう!」でした。そして地域の伝統文化を守り、引き継いでいく大切さを子どもたちはこれから知ることになるのかな、と感じたとても有意義な時間となりました。ご協力いただきました地域のの皆様、貴重な体験をさせていただきましてありがとうございました。