先日、長い間みんながお世話をしてきた金魚が亡くなってしましました。いつもえさをやってお世話をしていたことから、子どもたちが金魚の変化に気づき、「えさ、食べないね・・・」「なんか沈んでる?」との声が。そこで、バケツに移し様子をみていたのですが残念なことに元気になることはありませんでした。
そこで、みんなで相談して金魚をどうするか話し合うことにしました。みんなから、「お墓を作ろう」の声がでたので、次の日にお墓を作ることにしました。また、この小さな命は亡くなったらどうなるのか?を考えるきっかけとなりました。
お墓の場所がわかるように何か目印があるといいな~と先生が声をかけると、枝やお花を見つけてきた子どもたち。
みんなで死んだらどうなるのか、を子どもたちがそれぞれ小さな命について考え、みんなで伝え合いました。
・土のずっと下に行って、木の栄養になった。
・天国に行って、生まれ変わるかもしれない。
・川に行って、まぐろのえさになる。
・天国に行って、雲の上に行く。
・天国に行って、怪我を治してくれるところに行く。
こんな考えが子どもたちから出ました。この小さな命が亡くなったことで、難しい問題ではあったかもしれませんが、答えには正解がない、それぞれの思いがあってもよいことを知り、これからの活動においてもそれぞれの感じる事の違いがあることに気づくことができました。だからこそ、自分の思いを伝えるだけではなく、相手の思いも受け入れることができる活動を経験し、素敵な山戸っ子になってほしいと感じました。