今年度初めての森林組合見学に年長児が行ってきました。昨年度行ったことがある子ども達はこの日をとても楽しみにしていました!
はじめにあつみ杉ってどんな形?木をつかうってどんなこと?林業ってどんなこと?というお話を映像を見ながらお聞きしました。木が紙に変身すること、お薬になることを聞き、建物やテーブル、椅子だけでないことを知り、とっても驚いていました。私達が生活する上でなくてはならないものですね。実際に森林組合の方が働いている映像を見て、「すごい!」「かっこいい!」「運転してみたい!」などと声にしながら見入っていました。
そして、見学へ出発!!ちょうど山の作業をする方達がいて、子ども達のために大きな丸太を薄く切って持ってきてくださり、その大きさに子ども達はとても驚いていました!子ども達の身長ほどある丸太の年輪を数えると、なんと100歳近いことがわかり、さらに驚いていました。
工場では大きな機械で丸太を板などに加工するところを見せてもらいました。丸太を見極めて機械を操作し、ボタンを押すとどんどん形が変わっていく様子や大きな音、スピードに子ども達も「すごい!」と、目を離しませんでした。製材された木を手で運び、乾かす作業、木の端の方はチップに変わっていくところなど実際にお仕事をしているところを見せて頂き、また一つ学んだ子ども達です。加工された木が乾くようにきれいに積み重なっている場所に行くと、あれ…?涼しい!!ひんやりと気持ちがいいのです!子ども達はどこが一番冷涼しいかひんやりスポットを探していました。加工された日付が近い方がより涼しいそうです。まるで天然のクーラーのようでみんなでしばらく涼ませてもらいました!
今回の見学であつみ杉を切っておしまいではなく、その後のお仕事のこと、山のお仕事のこと、映像や工場の見学で少しずつ理解しているようでした。こうやって少しずつ、少しずつ、子ども達の中に積み重なっていき、大きくなった時に林業の大切さがより深まっていくのではないかなと思いました。またすぐにでも見学に来たい!と言っていた子ども達、良い一日になりました!
今回も使用する木片をたくさんお土産で頂いてきました。その木片を見た子ども達は作りたいものが一気に広がっていき、友達同士であれもいいね、これもいいね、こんなのも作れそう!と、製作大好きの気持ちが溢れていました!頂いた木片を今回は保育参加で使用しました!続きは次へ続きます!