温海名物『あつみかぶ』‼

 温海名物といえば、あつみかぶ!!今年もあつみかぶを植えました。昨年経験したこともあり、話をするとすぐに「あつみかぶだ!」と答える子ども達で、種はものすごく小さいことやきれいな紫色のかぶができること、ピンクの漬け物になることなど自分達が知っている情報をたくさん伝えてくれました。今年もあつみかぶの先生にも来てもらい、どんなふうに植えるか教えてもらいました。

 早速、畑に行って種まきです!ペットボトルのキャップを使って土に少し押し込み、くぼみをつけてから5粒ほどの種を入れ、ほんの少しだけ土をかぶせます。あんまり深くに植えてしまうとなかなか芽が出ないので、さらっとかぶせるのがポイントだそうです。小さな、小さな種をじっくり観察してみたりにおいをかいでみたり…大事に握りしめて一人ひとり植えました。

 

 3日後、小さな芽が出たのを発見!!子ども達は「うわぁぁぁ!芽が出てる~!」「ちっちゃくてかわいい‼」と、しばらく畑を眺めていました♡ 自分が植えた場所を覚えていて「また大きくなってる!」「葉っぱの形が違うね。」と、大きくなっている様子に嬉しそうにしていました。

 

 あつみかぶを植える時には焼き畑の土も必要です。ミネラルや栄養が豊富でおいしくなること、虫などから守ってくれること、殺菌効果があることなどを教えてもらいました。今年は植える時期が少し早かったので、芽が出てから焼き畑の土をまわりにかけてみることにしました。「あぁこのにおい!」「カブト虫のにおいにも似てるような?!」「普通の土とは違うにおいだね!」「バーベキューで使う黒いの(炭)がある!」と、またまたにおいをかいだり、発見したりして楽しんでいました。初めて経験する年少組の子ども達は興味津々でした!

 ちなみに… 昨年はプランターに植えましたが、今年はグランドに畑を作って植えてみることに!!土を耕し、温寿荘から畑用の土を頂いて畑に足し、子ども達と一緒に石を運んで並べ、あつみ杉で作った木の枠をセットして完成しました‼ 保育園だけでなく地域の方々の協力もあり、完成した畑です。

 種まきから約1ヶ月経ち、葉っぱもぐんぐん伸びてきて、葉っぱの下には紫色のかぶが見え、「あった!」「あつみかぶ、かわいい~!」と、子ども達も嬉しそうでした。また葉っぱを触ると、「チクチクしてちょっと痛い。」「葉っぱに白いトゲトゲがいっぱいある!!」「こっちはふわふわしてて気持ちいい!」と、毎日見たり触ったり声をかけたりしてお世話をしています。間引きや雑草を取ったりしていると、あおむしがあっちにもこっちにも…!あつみかぶを収穫するためにもあおむしは虫かごにお引越しし、どんなふうに成長していくか観察してみることにしました。これからのあつみかぶの生長やあおむしの行方も楽しみにしているところです。

これまでのあつみ保育園