温海の名産!!温海ならではの野菜といえば…?ある漬け物の写真を見せて「これなんだか知ってる?」と聞くと、「かぶ!!」と、答える子ども達。ピンク色のきれいなかぶら漬けは子ども達もよく知っています!(毎年給食でも食べています!) どんな形でどんな色の野菜なんだろうと絵本や写真を見ながら話をすると、「これ知ってる!」「おじいちゃん植えてるよ!」「うちでも食べたことある!」などと、たくさん反応がありました。そこであつみかぶを植えてみることにしました!
かぶを植えると言っても私達の知識だけではなく、あつみかぶの先生をよんでお願いしました。本当は山の斜面に植えるのですが、今年はプランターで植えてみることに!かぶを植える時には焼き畑をします。保育園で焼き畑は難しいので、焼き畑をした土を手に入れてプランターの土の上にのせました。焼き畑の土と普通の土のにおいをかいだり触ったりすると、「なんかカブトムシの土のにおいがする。」「全然においが違う!」「やわらかい感じがする!」と、その違いにビックリ!また、とっても小さい種にもビックリ!大事に大事に小さい種を一人ずつ植えました。
4日後、とっても小さな芽が出ていました‼「かわいい~!」「こんなに早く出るんだ!」と、よ~く観察しし、翌週には葉っぱが増えていて「違う形の葉っぱがある!」と、違いに気付く子どもたちでした。愛着を持っている様子がまた可愛らしかったです。
<ポイント>
・焼き畑には栄養がたくさんあり、虫から実を守ってくれたり、かぶが甘くなったりするそうです。
・かぶの種はとても小さく、土深くに植えてしまうとなかなか芽が出ないので、指で少しだけ押して5粒ずつくらい入れ、ほんの少しだけ土をかけます。
・あまり水をやりすぎず、雨など自然のままでいいそうです。
今年度初めてあつみかぶを植える計画をたてましたが、子ども達に“温海”をより身近に感じてもらいたいと思い、あつみ杉同様、自分達が住んでいる場所の“ならでは”を見たり聞いたり触れたりして、子ども達と一緒に学んでいきたいと思っています。