今日、温海町森林組合の方からきて頂き、“森ってどんなところ”“あつみ杉って何?”というお話をお聞きしました。最初に絵本『もりはすごいなぁ』をプロジェクターで見せてもらいました。初めて見る絵本に子ども達は集中して見入っていました。絵本の中で初めて知ることもあり、見終わった後に、「これってどういうこと?」と、関心を持って話をする姿もありました。
その後、“杉の木ってどんな形だと思う?”という質問に「ん~…。」と、首をかしげて悩む子ども達。「三角の形で緑色した木だよ。山をよ~く見ると見つけられるかもしれないよ。杉の葉っぱはチクチクしていて、いろいろなところに落ちていると思うから見つけてみてね。」と、教えてもらいました。講話後、早速、年長組さんが保育室の窓から「あれがあつみ杉だ!」と、見つけていました!また、杉の木の輪切りを見せてもらいました。37歳の木だよと、年輪についても教えてもらい、子ども達は「37歳?!」「37歳の木かぁ!じゃぁママと同じくらい?!」と、驚いていました。あつみ保育園もあつみ杉でできていますが、建物を作るためには50~60年ものの木で、梁の材料になるためには間伐などを60年間くり返し行い、手入れし続けるそうです。今、あつみ保育園が丈夫に建てられているのも子ども達のおじいちゃん、おばあちゃん達が大切に育ててくれたからというお話に子ども達だけでなく、職員も心が動かされました。
山に遊びに行ってみて、様々な木に触れてみたり、木の実や山菜などを探したり、ぜひお家の方とも楽しんでみてくださいねというお話も頂きました。保育園でもまずは杉の木や杉の葉っぱはどれかなぁと探してみたいなと思いました。専門の方にお話をお聞きし、自分が生まれ育った環境や特産などを知ったり興味を持ったりすることができ、“初めて”知ったことがたくさんあったので、子ども達の目はまさに興味津々の目でした!これから温海ならではの活動ができれば…と考えているところです。