稲の生長のその後・・実りの秋がやってきた?

 バケツ稲のお世話を始めてから早3ヵ月が過ぎ・・暑い夏も朝登園してくると「バケツ稲に水あるかな~?」と、心配しながら稲の観察に行き「水ないよ~」と気づき、みんなで水をあげていました。雨が降った後は水が多くなるので「水を捨てた方がいいよね~」と、重いバケツの水を捨ててくれたり・・稲の生長を通し興味関心が深まり、探究心や協力し合う喜びを感じている子ども達です。

 ある日のこと。バケツ稲を観察している時に、稲がぐんぐん伸びていたことに気付いた子が「稲ってどのくらいになったのかな~?」と、つぶやきました。それを聞いていたお友だちが「何かで高さを調べればいいんじゃない?」と、発言してくれ「あっ、お姉ちゃんたち学校で使ってたやつ!なんだっけ~?」と、定規のことでした。保育園には、長い定規があるのでそれを使って背丈を調べることに・・定規を使うと、みんなが集まってきて「どれどれ~?」と、「どのくらい?」と、みんな興味津々でした!

 そして、その後・・8月に入り稲の背丈もぐんぐん伸びてきて・・お盆前の水あそびの合間に稲の観察をしてみると葉っぱの間から何かを発見!!「何だろ~?」「あっ、稲じゃない?」と・・稲穂が出できたことに驚きと嬉しさで子どもたちも歓声をあげていました。稲穂が大きくなってきてから、少し黒っぽくなってきて・・「稲、病気になったのかな~?」と、心配になり、自分たちから稲の図鑑でも調べてみたのですが、分からず・・伊藤ファームの伊藤さんに電話をして聞いてみると、「雨がたくさん降ったりだったから、天候でもそうなったりするから大丈夫ですよ。」と、お聞きし、子どもたちにも伝えると安心していました。「もうすぐ収穫できるかな~」と、今から楽しみにしている子どもたち。この経験を通して、友だちと協力して育てることの楽しさ、大変さなどを感じながら友だちとの繋がりも深まっているところです。

これまでのあつみ保育園