?あつみ杉 チップ?

  今年、あつみ保育園の園庭に新たな計画をたてました。生きる力を育む保育の一つ、あつみ杉を使ったものです。温海森林組合さんに職員で見学に行った際に教えてもらった“チップ”!!あつみ杉の香りとチップを踏んだときの感触の良さに保育園でも活用できないか考え、森林組合さんからチップを届けてもらい、園庭の一部に子ども達とまいてみることにしました。

 毎日通る場所、ここならいいね!と、まずは草むしりから始めました。なかなか根強い雑草を子ども達、先生達みんなの力を合わせてきれいにし、さぁあつみ杉のチップをまきます‼ チップが入った大きな袋に手を伸ばし、「あつみ杉のにおいだね。」「いいにおい~!」と、においをかいだり触ったりしました。スコップとバケツを持ち、すくってはまき、すくってはまきをくり返す中で「端っこからした方がきれいに敷けるよ!」という発見やたくさん重ねた方が踏んだ時に気持ちいいことに気付き、「こっちまだだよ!」「こっちももう少しした方がいいかな!」と、友だち同士声をかけながら夢中になって取り組んでいました。

 時間も忘れてチップをまき、出来上がると「きれ~い!!」「きっもちいい!」「ふかふかするね!」「ぎゅっぎゅって足から音がする!」と、感触を楽しみ、自分達で頑張ったことに満足感も感じていました。一仕事を終え、チップの上に座って休む子どももいました。小さい組さんもチップに触れたり踏んだりして楽しみ、よいしょと座っている姿がかわいかったです。年長さんはごろ~んと寝転がっていました!

 毎日、チップの上を踏んで歩いていると、新しい気づきが! 穴が開いているもの、三角の形をしたものを見つけ、「これ、魚になりそう!」「これとこれを組み合わせてみよ!」「やっぱり魚だ!」「これもひれになりそう!」と、様々な違いや組み合わせをして楽しみました!チップをまくだけでなく、様々な活動へつながっていきそうだなとワクワクしながら次の計画を考えています!!

これまでのあつみ保育園