先日、きりん組さんで森林組合さんの見学に行ってきました。「どんなところなんだろ~?」と、いう気持ちが強かった子どもたち。保育園からバスに乗って、あっという間に森林組合さんに到着!「この道通ったことある~」と話していた子も、まさかこんな近くにあったとは知らなかったようでした。森林組合さんの中に入ると、「いいにおいがする~」「これもあつみ杉かな?」と興味津々な子どもたち。
初めに、子どもたちが見たり触れたりしているあつみ杉は、初めから切られている状態なので、その形になるまで山に生い茂っている木を伐り機械で運び、それからみんなが触れている形になることを教えてもらいました。他にも、チェーンソーが付いている機械の仕事、どうして山をきれいにするのかなどいろいろ知ることができました。
その後は、敷地内にあるプロセッサに乗せて頂いたり、作業場の見学をさせて頂いたりしました。丸太と丸太の間に鳥の巣があることを教えてもらい見てみると・・「あっ、卵があるよ~」と、近くで覗き込む子どもたち。「何の鳥が生まれるのかな~?」と、ここにも興味津々で温かく見守っている子どもたちに優しさを感じました。作業場の中に入ると、「いいにおいがする~」と、ここでも木の匂いにすぐに反応する子どもたち。きれいに積み上げられた板の隙間からは、ひんやりとした風が流れ、「気持ちいい~!」の連発!!その後も、大きな丸太をきれいな形に切っていく様子を見たり、薄く切った板を更に均等に切る様子も間近で見ることができました。
今回、あつみ杉について見たり聞いたりした中で、温海に住んでいながらも初めて知ったこともたくさんあり、私たちも良い機会となりました。帰ってから、早速いただいてきた木片に触れながら楽しみ、昨年のきりん組さんが作ったピタゴラスイッチに合体しながらあそびたい!と期待を膨らませているところです。
最近では、生活やあそびのなかでも子どもたちの「やりたい!」気持ちが増えてきています。これからも、あつみ杉に触れる活動を通して、子どもたちの「やりたい!」気持ちを大切にしながら、創意工夫へと繋げていきたいと思っているところです。