先日、年中、年長児で友愛の森(温海中学校隣)にあつみ杉散策へ出かけました。この日はバスに乗って初めての場所へ出掛けるということもあり、数日前からとても楽しみにしていました。もうすぐ着くというところでたくさんの木や草が生い茂っていて「うわぁ楽しそう!!」「ワクワクする~!」というなんとも嬉しい声が!バスから降りると、すぐに周りの草花に興味を持ち、顔を近づけて見たり触ってみたりする姿がありました。
みんな揃ったらさぁ出発です!少し歩くと、広いグランドがあります。まずは山のおいしい空気を吸って、よーいドン!グランドの真ん中で周りの木々を見ると、「あ!!あつみ杉!!」「あの濃い緑色の木!」「三角の形してるんだよね!」と、すぐに見つけていました。後ろを見ても、横に身体を向けても、どこからでもあつみ杉が良く見えます!360度、どこを見てもあつみ杉があり、こんなにあつみ杉に囲まれているんだなぁと、実感できる場所でした。
グランドを出て、少し歩いていくと、今度は子ども達の目の前に大きさの違うあつみ杉があり、比べてくることが出来ました。以前あつみ杉の先生(森林組合の方)に「60歳くらいのあつみ杉でないとお家が建てられない」と聞き、「この大きさだったら保育園の中の木と同じくらいかな、こっちはまだ子どものあつみ杉だね。」「いろいろな色が混ざってるね。」「葉っぱも緑と茶色が混ざってる。」と、今までで一番近くで見て、発見することができました。
散策を続けると、杉だけではなく、フキを見つけてにおいをかいだり頭にかさのようにしてみたり、木の先にカマキリの卵を見つけたり、ピンク色のきれいな花を見つけたり(保育園に到着後、図鑑で調べたり先生に聞いたりして“ウツギ”と判明!)と、いろいろなものを見たり触れたりしました。また、笹を見つけ、草笛をしてみると「ん??音でな~い!!」「もう一回!」「なんかぶぶぶぶぶ~ってなる。」「口がこちょばったい!」などと、とっても楽しむことが出来ました。初めてする子どもも多く、葉っぱから音が出るとに感動していました。近くの田んぼでこれがお米になるということを見たり、カエルやおたまじゃくしがいないか探したりと、一つひとつ楽しみ、たくさん発見をしてきた一日となりました。「また行きたいね。」「今度はカエルとかいるかな?」「バッタも探したいなぁ!」「今度は小さい組さんも一緒に来たいね。」と、次への期待もしていました。