『生きる力を育む教育』の一つとして行われている年長児交流保育の第2回目はあつみ保育園の年長児がねずがせき探検隊に入隊し、鼠ヶ関地内を探検しました!!1回目の交流会であつみ杉の話から木を考えることは森を考えること、海を考えること、そして、地域を考えることにつながっている…というお話をしていただき、あつみ保育園と鼠ヶ関保育園のつながりを感じました。今回の探検でどんなことが感じられ、どんな出会いや発見があるか…さぁ探検隊の出発です!
これまで様々な交流で顔を行ってきたこともあり、少し緊張した様子もありましたが、とても和やかな雰囲気の中で朝の会が始まりました。今回、探検隊に入隊するあつみ保育園のお友だちに“探検隊バッチ”の贈呈です。ねずがせき探検隊隊員のさくら組さんが一人ひとりの腕につけてくれました。これで準備万端、さぁ出発です!
今回の探検1か所目は、【念珠の松庭園】です。およそ400年前に地植えした松を代々続けて手入れをして作り上げたとされています。全長20mの立派な松を目の前に心を落ち着かせ、鑑賞です。何回見ても気持ちがすっとして、心が穏やかになる場所です。
探検2か所目は、【厳島神社】、そして【灯台】です。まずは厳島神社で「いつも見守ってくれてありがとうございます。」と、お参りをしたら灯台を目指して歩いて行きます。鼠ヶ関保育園の子ども達は何度も行っている灯台ですが、今日は新隊員と一緒に案内しながら探検です!港に船がないことに気付き、いつもは船がいることを教えてくれたり魚を獲ってきたら船が戻ってくることを教えてくれる隊員も!灯台に着くと、ちょうど船が出てくるところが見え、「お~い!!!!」と、大きな声で手を振ると、手を振り返してくれ大喜びの隊員達。磯のにおいや船の音、波の動き、キラキラ光る海など、みんなで感じる忘れられない光景になったと思います。灯台といえば…そうです!あれが隠れていますね❤ 初めての隊員達も一生懸命探します!先輩隊員に教えてもらいながらかわいいハートを見つけることができると、嬉しそうでした!何度探して、見つけても嬉しいものですね。 次の目的地に向かい、歩いていると、何か道具を持って磯見をしている方を発見!「何してるんですか~?!」と、声をかけてみると、網を持ってこちらに来てくれました! 網の中を見せてもらうと、その中には…タコ!!サザエが!!生きているタコを見せてもらったり、ツンツンと触らせてもらったり、においをかいだり(笑) なかなかできない経験をさせてもらいました。こういった関わりができる環境って素敵だなぁ、大切なだなぁと感じました。これも地域の方とのつながりだなぁと改めてありがたく、嬉しく思いました。
探検3か所目は、【磯遊び】です!!神社の隣の浜辺に降りると、貝殻やきれいな石、浅瀬にはカニにヤドカリ!!少し前に探検したことがある先輩隊員は一目散にカニ捕まえです!小さなカニを捕まえると友だちに見せてあげたり手にのせてあげたり、どういうスポットにいるか教えてくれたり…よし、自分たちも捕まえてみよう!と、そ~っと石をどけてみると、自分たちでも捕まえることができました!そこで、一つ問題が…保育園まで連れて帰りたいけど、水槽などの入れ物はありません‼ すると、周りを見て、「これなら!!」と、気付いて動き始める子ども達。砂浜に打ち上げられた空のペットボトルに海水を汲み、そこにカニやヤドカリを入れました。そして、サイズが合うようなキャップを探して、蓋をすれば完成です!なければあるもので何とかならないか考えて試す姿…とても素晴らしいです!!集中している姿や見つけたり気付いたりしたときの子ども達のキラキラとした目は最高です!もっともっと遊んでいたいくらい夢中になっていたのですが、次の探検場所へ…。
探検4か所目は、【漁協】です。ここには漁で獲れた魚たちが集まる場所です!さて、どんな魚がいるかな?!子ども達がお邪魔すると、すぐに漁協の方が来てくれ、獲れたての魚や前日に獲れた冷蔵庫に保管している魚を見せてくれました。初めて入る隊員達はどんなところなのか、どんなふうに魚がいるのか興味津々です!魚の数や種類の多さ、見たことのない色や模様の魚を次々に見せてもらいました。ワラサ、ブリ、サワラ、ハタ、キジハタ、タイ、タラ…たくさんの魚を見せていただきました。切り身になっていない新鮮な魚をこんなにも見れる経験はなかなかできないですよね。「うわぁ!」「おっきい!」「こっちはなんていう魚ですか?」「こっちには何が入っていますか?」など、自分たちで質問する姿もあり、子ども達の記憶にもきっと残ったことと思います。
たくさん探検して、一日はあっという間です!鼠ヶ関保育園に戻り、みんなで振り返りの時間です。感情カードを使い、今の気持ちをお友だちに伝えました。誰から伝えてくれるかな?というと、すぐに手をあげる子ども達!みんなが最高の笑顔のカードを選んだのですが、一人ひとり気持ちが違い、伝え方も違います。そして、友だちの気持ちにも耳を向けてきき、友だちの気持ちを知ります。自分なりの表現の仕方で伝える様子にこの日の心が動く経験はもちろん、これまでの積み重ねが感じられました。最後は、あつみ保育園きりん組の隊員に“探検隊修了証”が授与されました。今回が最後の交流となり、降園時には名残惜しそうに手を振る子ども達でした。友だちのことを知り、顔を合わせて交流するごとに距離が縮まっていき、最後の交流会でめいいっぱい探検を楽しみ、同じ経験を共有した子ども達は、また会える日を楽しみにしていました。
今回の活動では、あらかじめ鼠ヶ関保育園の年長児と一緒にどこを案内したいか、一緒に探検したいか相談して場所を決めましたが、前回のあつみ杉の活動を思い出しながら、じゃぁ今度は…と、自分達の好きな場所、お気に入りスポットなどが出されていました。保育者が仲介しなくても話をしたり、教えたり、手をつないで案内したりと、自然と関わり合う姿がたくさん見られ、とてもうれしく思いました。温海地域の子ども達は少なくなってきていますが、こういった交流を通して、お互いが住んでいる場所を知ったり、新しい発見をしたりすることでさらに地元が好きになり、改めて素敵なところだと実感するのではないかな…と感じました。あつみ保育園での活動と鼠ヶ関保育園での活動のつながり。言葉や物で表そうとすると難しいこともありますが、こういった両園の活動を経験することで子ども達の中で温海地域について心に積み重なっていくのではないかと思います。今年の交流会は最後になりますが、また来年につながります。今回の活動を通して、温海も鼠ヶ関も素敵なところがいっぱいだなぁと改めて感じました。来年はまたどんな経験と出会いがあるのか楽しみです!




























































