親子でねずがせき探検隊 ~地曳き網 編~

 6月17日(土)、『親子でねずがせき探険隊』を開催。任務はなんと・・・“地曳き網”!今年度も、保護者の方、そして地域の方のご協力をいただき、開催に至りました。「地曳き網まであと〇日!」「どんな生き物がとれるかな?」と、楽しみにしていた隊員たち。昨年に続き、2回目と言うこともあり、昨年とは違った期待をもって任務にあたります。

天気予報では、17日(土)の天気は晴れ☀ではありましたが、前日まで雨が降り、ぎりぎりまで天気予報とにらめっこ。こうなったら、探険隊の天気の神様”弁天様”に神頼み!

 そして迎えた当日。弁天様の力で、最高の青空!! 弁天様、ありがとう♡ 今日もきっとステキな探検になること間違いなしです。

 ねずがせき探険隊、いざ、旧海水浴場に集合!!!!

 海岸に到着すると、隊員の集合前に仕掛けの準備です。

 網の準備は万端! 今年も、3人の先生(佐藤洋生さん、飯塚厚司さん、富樫勝さん)に地曳き網を教えていただきます!

 網の準備ができた頃、隊員たちも親子でぞくぞく集まってきましたよ。

 今日の地曳き網について、みんなでおさらいです。今日の地曳き網は、量が目的ではなく、鼠ヶ関の海にはどんな生き物がいるのか、網で獲れるのかを知り、見て触って感じることです。今日も、隊員たちは「早寝・早起き・朝ごはん」で、体も心も準備万端です。

 さぁ、いよいよ網をひっぱります!左右に分かれ、同じ力加減・同じ速度でひっぱります。3人の先生の指導のもと、漁師の隊員(保護者)の力も借り、バランスを取りながらひぱっていきます。

 

 昨年も体験していることもあり、ちゃんとたぐり寄せる方法で引っ張ります。網が岸に近くなるにつれて、だんだん重くなる網。隊員たちの顔も真剣に、そして、力も入ります。そして、いよいよ網が!!

 隊員たち、引き上げた網を見つめ、ドキドキわくわく。獲れた生き物が、どんどんタライに移されます。

 観察、スタート!!

 

 ガニ、海タナゴ、ヒラメ、ボラ、キス、鯛、ふぐ、エイ・・・たくさん生き物との出会いがありました。今年は、危険な生き物“エイ””オコゼ”も。先生が、隊員たちが触れるように“エイ”の針を切ってくれ、”オコゼ”はバケツに入れて、観察させてくれました。

 昨年は出会えなかった危険な生き物たち。海といつも一緒の隊員たちには、楽しいだけでは無く、海の生き物の危険性も学んだ、貴重な時間となりました。

 五感をたくさん使った今日の任務。昨年の体験で、少し鼠ヶ関の海のことをわかったような気がしていましたが、まだまだ知らないことがあふれていて、まだまだどきどき♡わくわくが止まりません。今日の隊員たちの表情も、ステキでしたよ!!海が、今日の体験が引き出してくれたステキな笑顔、感情、感覚・・・きっと良い思い出となって、大人になったときに思い出すはずです。そして、次の世代へと繫がってほしいなぁと願っています。

 今年度も、地元の方々のご協力のもと、貴重な体験をさせていただきました。本当にありがとうございました。

今日も思いました。“鼠ヶ関ってステキなところ♡”

探検はまだまだつづく・・・

 

これまでの鼠ヶ関保育園