ねずがせき探検隊 ~夕日を見る会 編~

 なかなか天候の良い日がなく、延期していた夕日を見る会…。

待ちに待ったさくら組さんたちは、「今日、夕日を見る会に行けるよ!」と伝えると、「やったぁ~。」「待ってたよ~。」と気持ちを高めていました。

いつもなら帰る16時。まだ、保育園にいるということで、ワクワク・ソワソワの子どもたち。出発の時間を今か今かと待ち、「いってきます!」と玄関に響き渡る声を出して、出発しました。

 今回の夕日を見る会は、早田方面へ。

初めて行く早田の海岸に着くと、砂と混ざって貝殻がたくさん!!「きれい。」「なんか、光って見えるね。」と鼠ヶ関の海岸との違いに早速気づいた子どもたち。海岸散策が始まると、「見て~。」「これ、何~。」と発見したものを持ってきては、「もっと、いいものみつけた~。」と次々、発見し、宝物を見つけていく子どもたちでした。

 宝物をたくさん見つけた子どもたち。どんどん、海岸を歩いていくと、流木を見つけ、椅子にしてみたり、端にして渡ったり、線を描いて「ついてきて~。」とやったり…。

 砂山を見つけ、登っては、落ちて、登っては、落ちての繰り返しを楽しむ子。砂に文字や絵を描いてみたり、「波が来るぞ~。」「来た~、逃げろ~。」と楽しむ子。ゆったり、波打ち際を歩く子…。それぞれ思い思いに体を思いっきり動かしたり、手で触って感触を味わったり、子どもたちの表情からも楽しんでいることがとても伝わってきました。

だんだん、夕日が沈み始めてきました。

が、雲がかかってきました…。

夕日を眺めながら「雲さん、どいてくださ~い。」「風で、雲が逃げていくといいなぁ~。」とお願いする子どもたち。

願いは、届くかなぁ~。

 たくさん砂浜を歩いたので、靴の中には、砂がいっぱい。わぁ~こんなに入ってた!と靴の中に入った砂を友だちと比べながら出し合っていました。ちょっぴり座って休憩。自分で選んで買ったお菓子を食べました。「私は、これ!」「僕は、こっちから食べよう!」と、海を眺めながらみんなで食べるお菓子は、と~ってもおいしかったようで、味わって食べていました。

 お菓子も食べ、充電完了!次は、神社に向かって歩きます。

神社に着くには、階段を登らなければなりません!勢いをつけ、登る元気な子どもたちでした。

神社から続くお寺までの砂利道を通っていると「なんか、この道、好き。」と隠れ道のような道をドキドキしながら歩き、さっきまで遊んでいた海岸を見つけ、「やっほ~。」と叫んだり、夕日を眺めたり…。

最終目的地、大龍寺さんへ!

 大龍寺さんに到着。「お邪魔します。」と挨拶をし、お楽しみにしていた残りのお菓子を食べるぞ~となると、目を輝かせ、口を大きく開けて食べていました。やっぱり、おいしいね☆

いよいよ夕日が沈む時間に…。

しかし、厚い雲が多く、見えないかな~と思っていた矢先…。

雲と雲の隙間から夕日が!!

「見えた~。」「赤い夕日になった~。」と大興奮の子どもたち!

「きれいな夕日見れて、良かったね。」

「雲さん、ありがとう!」と喜んでいました。

 最後に、大龍寺さんの鐘をつかせてもらいました。一人ひとり緊張した表情でいく子どもたちでしたが、“ボ~ン”と響き渡ると嬉しそう!とても素敵な体験ができました。

 やっと行くことができた夕日を見る会ということもあり、と~っても楽しんだ子どもたち。早田と鼠ヶ関の海岸の違いに気づいたり、早田の神社やお寺さんを知ることができたり、たくさんの発見をしていました。そして、何よりも、お友だちと一緒に見る夕日は、いつも以上にきれいだったことでしょう。

秋にも夕日を見る会があります。次は、弁天島から見る夕日です。

さぁ~、どんな夕日が見られるかな~。

 大龍寺さん、お世話になりました。ありがとうございました!

 

☆おまけ☆

夕日を見る会で食べたお菓子は、さくら組さんみんなで、マックスバリューまで行き、買ってきたお菓子です。

一人100円分を買えるということで、去年から楽しみにしていた子どもたち。行けることを楽しみにしていたことは、言うまでもありません!

100円をもらうには、園長先生銀行に行かなければなりません。もらえるかドキドキ…。

金庫の重みを感じ、「わっ、重い!」とさらに、ドキドキ…。

「園長先生、お菓子を買う100円ください。」と緊張しながら一人ずついうことができ、無事、貰えました。

貰った100円玉を落とさないように大切に財布に入れます。

 100円を持ち、マックスバリューへ!

足取りの軽い子どもたちでしたよ~。

マックスバリューに着くと、お菓子コーナーに!

次々にカゴに入れる子。どれにしようか、迷ってなかなか決められない子。自分の好きなお菓子を好きな分だけ入れようとする子などいろんな子どもたちの姿が見られました。100円分なので、たくさんは買えないことに気づき、数えながら買ったり、「先生、これ買える?」と確認しながら買っていったりしながら、やっと決めました。

 次は、いよいよ会計です。無事みんな100円で買えるのでしょうか!?

 無事、全員買うことができました。お菓子の入った袋を持った時の子どもたちの得意気な表情は、自信に満ちていましたよ。

 

 

 

これまでの鼠ヶ関保育園