☆夕日を見る会☆ ~漁協・弁天島編~

 9月29日(金) 今日は2回目の夕日を見る会に、さくら組5人が元気に出発!

 太陽が見え隠れする曇り空でしたが、1回目とは違った夕日が見れる予感。

‘どんな夕日が見えるかな~’と心弾ませながら、いってきまぁ~す!

 今回は、弁天島方面へ!

 何度も歩いた道、けれども今日は、夕焼け空!海に写るキラキラした太陽の光が、とてもまぶしく、そしてなんだか特別な気持ちにさせてくれました。

 1回目の夕日を見る会の貝殻拾いが印象的だった子どもたち。

「また、貝殻、いっぱいあるかな~。」

「いっぱい、大きい貝殻みつけるぞ!」と気合いを入れ、海岸に寄ってみることに・・・

すると、貝殻が見つからず、「ないね~。どうしてかな~。」と、前回との違いを感じていました。

 でも、発見するのが上手な子どもたち。石の色や形の違いを見つけたり、どの石が投げやすいか試してみたり、砂に絵を描いて波で消えるのを楽しんだりしました。

 海辺を歩いていると・・・タイヤが・・・

 「なんで、ここにタイヤがあるの?」「誰か困っているんじゃないかな~。」

「どこかから流れてきちゃったんじゃない?」とあれやこれやタイヤについて話し合いが始まりました。

 そんなところに、今度は、たまねぎを発見!

「た、た、たまねぎ~!」と驚く子どもたち。何か料理を作ろうとしたのか、落とした人、困ってないかな~。とたまねぎの話題にかわりながら、

「でも・・・これって、ゴミになっちゃうんだよね~。」

「海は、きれいな方がいいな~。」と。

 海であそぶことばかり楽しんでいた子どもたちが、‘海のゴミ’について、考えている姿に、成長を感じた瞬間でした。

 

 海にあそびに行くと楽しくて、楽しくて、なかなかその場から進まない子どもたち。今日の目的地は、弁天島!急いで向かいます!!

 丁度、底引き船が漁を終えて帰ってくるのが見えました。弁天島に行く前に、漁協に寄ってみることに。

 漁協に着き、「見せてくださ~い。」と言うと、「見でいげ~。」と迎え入れてくださり、獲れた魚を見せてもらうことに。発泡スチロールが並んでいて何の魚が入っているのか興味津々の子どもたち。ふたがしまっていて見えないものがあると、「これは、何が入っているの?」「こっちは?」と次々に聞き、中を見せてもらう子どもたち。触らせてもらい、臭いを嗅ぎ、感触をたのしんでいました。

 いろんな魚たちを見せてもらい大満足。

「今日は、何だや。夕日を見る会だが~?」

「夕日みれっどいいな~。」といろんな方々に話しかけてもらいながら、最終目的地の弁天島の灯台へ!

 現在、残念ながら灯台が工事中だったため、灯台の近くにはいけなかったのですが、工事をしている貴重な灯台の姿を見ることができました。

 日の入りが近づくにつれ、あつい雲が・・・。

雲の隙間から夕日が見えたり、隠れたり・・・。

 夕日が雲の隙間から見えたときの輝きに思わず、「きれい!」とポロリ。この輝きのままいてほしかったのですが・・・雲が隠します。

「雲、なくなって~。」「夕日でてきて~。」と子どもたちが大きな声で叫びます。あと少しで沈むというときに、海と雲の間から最後の最後に出てきてくれました。

「出てきた~」「すごい!」「まだ、しずまないで~!」と思い思いに言う子どもたち。沈んだ後の雲が真っ赤に・・・。「いつまでも、赤いんだね。」と見つめていました。

 前回と違う夕日が見れたことで、その日の天気や雲の様子でいろんな夕日が見えることを感じた子どもたち。今回も、いろんな発見があり、考えさせられることもありました。そして、漁協の方々に温かく迎えいただき、声をかけて下さり、またまた、貴重な体験をさせていただきました。子どもたちも魚のことや海のこと、そして鼠ヶ関のことについて学んできています。そして、まだまだ‘知りたい!’という気持ちを強く持っています。

 これから、秋の探検隊が始まります。

さぁ~、次は何に出会えるか発見があるのか楽しみです。

秋の探検隊に‘しゅっぱ~つ!’

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