あつみ福祉会 2園年長児交流保育第2回目 ~あつみ杉のピタゴラスイッチ製作~

「生きる力を育む教育」の一つとして行われている年長児交流保育の第2回目は、温海地域の特色でもある「あつみ杉」に触れながら楽しめる活動を鼠ヶ関保育園のお友だちに体験してもらいたい!というあつみ保育園のお友だちの思いから、あつみ杉を使ってピタゴラスイッチ作りを楽しみました。あつみ保育園のお友だちが先生になって、あつみ杉についてのクイズを出したり、釘打ちの仕方を教えてあげたりしました。

 

鼠ヶ関保育園のお友だちがあつみ保育園に来てくれてドキドキワクワク・・・。まずは、始まりの会です。うれしいけど緊張するな・・・いろんな気持ちを胸に、向かい合って自己紹介をしました。

自己紹介が終わると、あつみ保育園のお友だちから鼠ヶ関保育園のお友だちへ「あつみ杉」についてのおはなしをしたり、クイズを出して楽しみました。

最後の問題は、「薬にあつみ杉が使われているでしょうか?」というクイズでしたが、鼠ヶ関保育園のみんなは「✖」を選んでいました。なんと、正解は~・・・「〇」でした!薬にあつみ杉が使われていることもある、ということを知るとみんなびっくりしていましたよ!

クイズの後はみんなであつみ杉に触れたり、においをかいだりして楽しみました。

 

いよいよ、あつみ杉を使ったピタゴラスイッチ作りのスタートです。釘打ちだけでなく、あつみ保育園のまわりにある、杉の枝や実、シャリンバイの実なども使ってそれぞれ自分のイメージを形にしてみました。釘を打つのが初めての鼠ヶ関保育園のお友だちへ、釘の持ち方や金槌の使い方などあつみ保育園のお友だちがやさしく教えてくれました。また、ビー玉が転がるように一緒に考えたりして、友だちと関わりながら製作を楽しみました。

自分の作品が出来上がると、出友だち同士見せ合ったり、つなげてビー玉を転がしてみたり・・・あっというまに時間が過ぎていきました。

 

 

 

出来上がった作品を手に、「はい、ポーズ!」

 

 

ピタゴラスイッチ作りを楽しんだ後は、グループごとに感情カードを使っての振り返りです。活動全体の気持ちをカード1枚で選ぶ子に、釘打ちの時はこのカード、作品が出来た時はこのカードと2、3枚選んだ子に、「自分が作った作品をお友だちからほめてもらってうれしかった」という子もいました。感情カードも1枚だけ選ぶのではなく、2、3枚選んで気持ちを表現するのも新たな発見でした。

そして最後はハイタッチをしてお別れです。一緒に遊んで楽しかったね!仲よくなったお友だちとバイバイするのはさみしいけれど、またいつか会えるといいな・・・

今回の交流保育では、温海地域の特色である「あつみ杉」に触れ、そして鼠ヶ関保育園の子どもたちが初めての「釘打ち」体験をしてピタゴラスイッチ作りを楽しみました。「生きる力を育む教育」の活動の一つとしての年長児交流保育は、子ども同士だけでなくさまざまな人とかかわり、人とつながる力を育む活動になったのではないかな、と思います。

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